画像生成AIで資料を作りたい営業~Canva編~

以前Stable Diffusionを使用して

このようなブログを書かせていただきましたが今回はCanvaの「Text to Image」を使用して資料に使える画像を作成していきたいと思います。

画像作成のテーマ

弊社色々なビジネスをやっておりますが、私がプレゼンテーションを行うのは製造業関連のXR関係や開発工程のデジタル化をテーマにしたものが多いです。そういった内容で使えそうな画像を作れないか試していきます。

柴犬

ブログのアイキャッチをかわいい生き物にしてクリック率を上げたいという思いから柴犬の画像を作成。

これでクリック率アップ間違いなし。ちなみに画像内のテキストもCanva内で入れています。

トップスライドの背景画像

自動車のCGが写っているモニターをオーダー

※生成された画像から良さそうな部分だけ持ってきてます。

PowerPointに入れて試しに作ったスライドはこちら

割とそれっぽい出来なのではないでしょうか。ちなみに作成した画像にたどり着くのに3回呪文(プロンプト)を入れました。

道中で使いそうな素材たち

・VRゴーグルをつけたマルチユーザープレイ

・製品の開発をデジタルに置き換えるイメージ図

・デジタル感のあるかっこいい画像

今回実際の資料内容は決めずに画像を作っていますので、あったら使えそうな素材を試しに作ってみます。

VRゴーグルをつけたマルチユーザープレイ

画像無し

3回ほどパターンを変えて試しましたが、VRゴーグルが大きすぎたり、人の顔がすごい事になっていたりしました。もっとハイレベルな呪文使いになればいけるのかもしれませんが人が関わる素材を簡単に作る事は難しそうです。

製品の開発をデジタルに置き換えるイメージ図

デジタルデータを開発に有効活用するイメージを伝えるページの画像を作成しました。

何度か試行錯誤しましたが一発で思った通りの画像は作れませんでした。そこで「自動車の画像」と「モニターの画像」を生成して合成しました。切り抜きは自動切り抜きのAI(無料版)を使用したので私でも対応できましたが。正面視でまともな配置のモニターが作れなかったり、自動車のイメージが思った通りに作れなかったりでそれなりに制作時間がかかってしまいました。

ちなみに有料版にすればCanvaの中でも自動切り抜きができるみたいです。

デジタル感のあるかっこいい画像

背景や挿絵で使えそうなデジタル感のあるかっこいい画像を作ってみました。

何に使うかは具体的に考えていませんが使い道はありそうな素材が出来上がりました。

感想

元々AI画像生成で思うままに画像を作る事ができるのかはわかりませんが、欲しい素材を簡単に作れるとは言い難いと感じました。

しかし、昔試した時よりは使いやすくなっているのではと感じています。今回はCanvaの「Text to Image」を使用しましたがCanva自体に画像の見栄えを調整する機能がついてたりもしたので、こういったツールも使いこなすと資料の素材生成がより捗りそうな感じは受けました。

画像作成依頼のメインはデザイナーに依頼する状況はすぐには変わらなさそうですが、使えそうな内容の時は積極的に利用してこれから来るかもしれない呪文(プロンプト)スキルが求められる時代にも生き残れる人材になっていこうと思います。

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