【UE5】トイラジコン送信機でUE内のランクルを操作してみた

今回は、27MHzの、トイライジコン用の送信機を使い、UE内のランクルを動かしてみます。

電波を受けた後は、シリアルでUEと通信します。

今回用意したのは、以下です。

左上から
・ブレッドボード
・ジャンパー線
・27Mhz 送信機
・抵抗(10kΩ)
・ArduinoUNO
・27MHz 受信ユニット

このように、受信ユニットとArduinoUNOを接続しました。

受信ユニットは、ONで電流が流れるものでしたので、Arduinoの端子に直接接続したのですがノイズがひどく誤作動が多かったため、プルダウンで接続しました。

ArduinoのA0~A3を利用していますのでこのようなスケッチを作成し転送します。

右に曲がる、左に曲がる、後ろに下がる、前に進む
「0,0,0,0」

という形式で送信します。

送信機を動かすと、値が変化することが確認できます。

Serialの受信には、SerialCOMを利用しています。

SerialCOMの詳しい使い方は、こちらの記事

こちらが今回動かすランクルです。
RCカーっぽく、タイヤを大きく(偏見)してみました。

主要部分のブループリントを紹介します。
「Open Serial Port」ノードでArduinoと接続します。

「Close Serial Port」をEvent End Playに接続しておきます。

「Serial Read Line」をTickに接続し、シリアル値を受信します。
受信成功の有無と、1行の文字数をチェックし、正確に受信できたとき、
カンマ区切りで分割し配列にセットし、車を動かす処理「Car Move(カスタムイベント)」を入れます。

ビークルを使っていないので、最低限動かせる処理となっています。
詳細は、主旨とそれるので引きのスクショで失礼します。

車側のアクターです。サンプルで前進信号が来た時の処理です。
タイムラインノードを利用した加速して走り出す仕組みと、減速して停止する仕組みのブループリントです。

車を動かす処理。前の処理で、動かす値をセットしたので、その値に応じて車を動かします。
タイヤを回転させるブループリントはこのように作成しました。
他も、似た感じで車体が前後左右、ハンドルの舵角処理を入れていますが、主旨とそれる為こちらも省略させていただきます。

ちょっと反応は鈍いですが、おもちゃのラジコンのコントローラーでUEの中のランクルを動かすことができました。

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