社内でのRhinocerosの研修、どうされていますか？

自社のメンバーにRhinocerosのスキルが必要となった場合、どのように習得させていくのが最適なのでしょうか？

例となるシチュエーションとしては、新人の入社や、開発部への部署異動、またはモデリング部署の新設などで、Rhinocerosを使ったモデリングスキルが必要となった場合、次のような問題が起こりがちです。

教える時間が取れない

1.　指導すべき先輩社員が実務で忙しく、Rhinocerosの研修カリキュラムをイチから作成し始めるような時間はとても取れない。

ただでさえ多忙な実業務をこなす中で、順序立てて研修と指導を進めていくには時間がかかり過ぎるーーこのような方が実際には多いかと思います。

初心者に教えられるか不安

2.　現時点のユーザーでは人によって習得度が異なり、初心者に教えられるかどうか不安

現時点でRhinocerosを使用している人は、独自の使い方でしか操作しておらず、また人に教えられるようなスキルを持ち合わせてもいない…。
操作上級者だからといってうまく人に伝授できるかというと、そうでもないと思います。

覚えるべきことが分からない

3.　そもそも、まだ誰もRhinocerosモデリングに取り組んでいない！覚えるべき内容でさえ分からない！

「新設部署のモデリング担当者となってしまった」、又は「モデリング担当だった前職者が退職してしまった」　
この他にも「新人を監督する立場だが、自身はRhinoceros及び3DCADを扱っていないので、操作担当者が分からないところがどこか分からない」
このような場合、どこから手を付けていいのかさえ分からず、とりあえず安価な書籍を入手して始めようとしますが、独学のため戸惑う時間ばかり過ぎていきがちです。

理想的な習得方法

Rhinocerosは多くの機能を持っている便利なツールですが、それ故に覚えるべきことも多数あります。特に3DCAD操作自体が初心者の方は、戸惑うことばかりかと思います。

途中で挫折することなくRhinoceros操作を習得する為には、次のようなことに気をつけてください。

1.　操作初心者は多くのモデリング経験を積んで、とにかく操作に慣れる

クルマの運転技術のように、思い通りに操作を進めるために扱うマウスや画面のインターフェースの感覚をまずはつかみます。

2.　覚え始めの内に正しい操作方法と知識を得ておき、ケアレスミスによるつまらない失敗を防ぐ

複雑な形状のモデリングは、多数のコマンド操作を重ねることで表現できます。些細な操作でつまづくことがないよう、正しい操作と知識を得ておきます。

3.　モデリングしたい目標物（ゴール）を明確にしておき、それに関連する操作に興味を持って覚えていく

ゴールが明確になっていれば、学び甲斐が出ます。また、それに関連した操作も覚えるきっかけとなります。

4.　操作を学んだ後の、復習期間もスケジュールに入れておく

いくら良質な研修を受講したとしても、操作スキルをしっかりと定着させるには何度かの復習が必要です。反復練習の期間も考慮しておきましょう。

5.　1つの形状に対して、メリット・デメリットをふまえたいくつかのモデリング工程を検討できる力を養う

意匠的観点、または設計的要件からモデリング工程を検討する場面があります。工程を検討できる事でモデリングの作業工数を見積もる能力につながります。

ディプロスが、お客様のモデリング操作習得をサポートいたします！

当社では、過去20年以上に渡りRhinocerosの操作講習を開催している実績がございますので、効果ある操作研修をお客様に対してご提供いたします。

教える時間がとれない・研修内容を準備する時間がない

Rhinoceros 操作講習

初心者に教えられるか不安

覚えるべきことが分からない

Rhinoceros オーダーメイドトレーニング

色々と書かせていただきましたが、目指すべきRhinoceros操作の習得方法に悩んだ場合は、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。