CR-Scan Raptor スキャン結果紹介:どこまでキレイにスキャンできる?

今回は弊社取り扱い製品である3Dスキャナー「CR-Scan Raptor」が、実際どのようにスキャンできるかをご紹介していきますので、ご検討材料として、ぜひご覧ください。

CR-Scan Raptorとは?

ブルーレーザーモードと赤外線モードを搭載し、低価格でコンパクトながら高精度なスキャンが可能な、ポータブル式の3Dスキャナーです。

1.2つのスキャンモード

7本の平行ブルーレーザーモード赤外線モードを搭載!

2.高精度スキャン

ブルーレーザーモードでは最大0.02mmの高精度スキャンを実現。黒色や光沢のある金属オブジェクトをスプレーなしでスキャン可能!

3.高速スキャンとスキャン対象サイズ

ブルーレーザーモードで最大60fps、赤外線モードで最大20fpsでの高速スキャンが可能!最小5mm~最大3000mmまでスキャン可能で、幅広いオブジェクトに対応!

4.Scan Bridge使用で完全ワイヤレス化

別売りのScan Bridge(ワイヤレスハンドル)を使用することで、ワイヤレススキャナーとして使用が可能!

以前投稿させていただいた情報ブログ記事にて、弊社で実際にスキャナーを使用して業務を行っているエンジニアが、CR-Scan Raptorの特長について詳細をご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。

スキャン結果のご紹介

①コンロッド(部品)

・スキャン時間:5分
・使用モード:7本ブルーレーザーモード
・所感:反射部分も特に影響はなく、また、マーカーシールを直接貼ることなく、短時間でスキャンできました。

▼スキャン中の映像をご確認下さい。このようにさくさくスキャンできています。

②ヘルメット

・スキャン時間:10分
・使用モード:7本ブルーレーザーモード
・所感:穴があったりと、形状が入り組んで入るため、少々時間がかかった印象です。表部分と裏部分で素材や色が異なるため撮り辛いですが、ここまでキレイにスキャンできました。マーカーシールを直接貼ってスキャンしています。

ヘルメット/表面
ヘルメット/裏面

③キッズチェア

・スキャン時間:15分
・使用モード:7本ブルーレーザーモード
・所感:サイズが大きく、7本レーザーだとスキャン範囲も狭いため、スキャンに時間がかかった印象です。こちらもマーカーシールを直接貼ってスキャンしています。

▼スキャン中の映像をご確認下さい。対象物が大きいため、様々な角度からスキャンを行っています。

最後に

今回ご紹介した3つのスキャン事例を通じて、CR-Scan Raptorの対応力と精度の高さを感じていただけたのではないでしょうか?

  • コンロッドのような精密部品では、エッジや穴の位置関係まで明瞭に再現され、リバースエンジニアリングに十分対応可能な精度が確認できます。
  • 今回のヘルメットのように似たような曲線が続く形状でも、スキャン中に対象を正確に追従し、スムーズなスキャンとキレイな表面再現が可能です。
  • キッズチェアのような比較的大型かつ立体的な対象でも、形のくずれや抜けのないスキャンデータを取得できます。

また、各対象物においてスキャン時間はわずか5分~15分程度と短く、スピーディに高品質な3Dデータを取得できるという点も大きな魅力です。

CR-Scan Raptorは、製造・設計・デザインなど幅広い分野での活用できる3Dスキャナーです。ご興味のある方はぜひ弊社オンラインショップにてお買い求めください!御見積りのご依頼やスキャナー選びのご相談も、お気軽にお声がけください。

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