EinScan-HXのご紹介

今回は3Dスキャナー「EinScan」シリーズの1つ、EinScan-HXについてご紹介していきます。EinScanシリーズは本記事で紹介するHX以外にもそれぞれ特徴を持った機種がございますので宜しければコチラをご覧ください。

https://dipross.co.jp/eng/service/scanner/sales/einscan-series/einscan-hx

EinScan-HXとは?

EinScan-HXはEinScanシリーズの中でも3Dスキャナーの苦手とする黒色や光沢のある対象物に対応したハンディタイプの3Dスキャナーとなります。EinScan-HXの特徴は2つのスキャンモードを搭載していることです。

EinScan-HX

1.Rapidスキャン

LED光源を使用するスキャンモードでスピード感を重視した3Dスキャンを行いたい場合に便利です。
データの結合には以下の方式に対応しており、用途や形状によって使い分けることが可能となっています。
・特徴形状
・マーカー
・テクスチャ

Rapidスキャンではテクスチャスキャンにも対応しているため、物体の色情報を含めて3Dスキャンしたい場合に便利です。

2.レーザースキャン

7本のブルーレーザーを使用するスキャンモードです。Rapidスキャンに比べ、黒色や光沢にも強く対応しています。
スキャン時にはマーカーが必要となりますが、細かい点間ピッチかつ最大0.04mmという高精度な3Dスキャンを行うことができます。

EinScan-HXはどんな場面で活躍するのか

EinScan-HXは300mm以上の大きな対象物のスキャンに適しています。
例えば車体のような大きく光沢のある対象物や卓上~数mサイズの部品、金型など。
対象物のリバースエンジニアリングや既存形状への追加設計などに活用いただけます。

最後に

EinScan-HXは3Dスキャナーでは苦手とする機種も多い、黒や光沢への3Dスキャンに対応した機種ながら性能に対してリーズナブルな価格で導入いただける機材となっています。機材自体も軽く、対象物との適切な距離感もスキャナーのライトカラーでわかるようになっているため、操作しやすい機材となっています。そのため、これから3Dスキャンやリバースエンジニアリングを始めたいというお客様にもオススメの製品となっています。
御見積のご依頼や3Dスキャナーに関するご相談など承っておりますのでお気軽にお声がけください。
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