HDI-CarbonでスキャンしたデータをARしてみる

弊社で取り扱っている高性能3DスキャナーのHDI-CarbonでスキャンしたデータをAR(ARCore)で表示してみました。

https://dipross.co.jp/eng/service/scanner/sales/hdi-carbon

この小人をスキャンしてARで表示させてみようと思います。

スキャン後のobjデータです。

最終的にUE4にインポートするので以下のことを行います。

1.多すぎるポリゴンを減らす

2.ポリゴンの流れをきれいにする。

3.テクスチャをベイクする

Blenderでの作業

Blenderにインポート後、ポリゴンを確認すると色々な部分に穴が空いてることが分かりました。

穴を塞ぐのは後々行うのでまずはポリゴンを減らします。


△7066919

↓Decimate機能を使用


△706691

InstanceMeshesでの作業

InstanceMeshesにインポートしてポリゴンの流れをきれいにしました。

MeshMixerでの作業

MeshMixerにインポートして穴が空いている部分を修正しました。

再びBlenderでの作業

その後Dicimateをかけた後のデータからInstanceMeshes→MeshMixerを経由して戻ってきたデータにテクスチャをベイクしました。

見た目上の違いがあまりありませんがメッシュはだいぶ減りました。

穴が空いていた部分には元々テクスチャはないのでこのようにベイクしたテクスチャには適当な色が割り当てられています。

Blenderのペイント機能で馴染ませました。

全体に手を加えました。

Blenderでの作業は以上です。

UE4での作業

Unreal Engine4に読み込んでマテリアルを設定し、UE4のARCoreサンプルのオブジェクトを差し替えます。

完成しました!!

HDI-Carbonはメッシュと一緒にカラーマップも書き出せるのでこのようにすばやく活用することも可能です。

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