グラスホッパーは何をするソフト?

Rhinocerosでパラメトリックデザインに取り組めるGrasshopper(グラスホッパー)ですが、『何をするソフトなの?』と聞かれると、色々なことができるので、どれをご紹介すべきなのか説明に困るほどです。

本当に色々な事に取り組めるソフトになっていますし、使用するその人がいる業界によって、便利だと感じる部分はそれぞれ違うと思います。

今回の記事では、グラスホッパーで取り組めるモデリングの種類をご紹介します。

グラスホッパーで「〇〇の××を変える」

グラスホッパーでモデリング操作を行うと、「〇〇の××を変える」という調整ができます。

“〇〇”に入る要素は状況によって色々と考えられますが、「図形」「カーブ」「サーフェス」「並べるパターン」といった言葉が入ります。

“××”に入る要素は、「個数」「大きさ」「形状の種類」「グラデーション具合」といった言葉が入ります。

下の図は、それぞれの要素を変化させてみた場合のサンプル画像になっています。

「サーフェス」を並べる「個数」を変える
「並べるパターン」の「形状の種類」を変える
「並べるパターン」の「大きさ」を変える
「並べるパターン」の「大きさ」の「グラデーション具合」を変える

このように、ユーザーが調整したい要素を変更することで、さまざまなデザインパターンを生み出すことができます。

最後に、下の画像は複数の要素を変更した場合の例になっています。複数の要素を変更することで、まったく違うデザインになっている様子が確認できます。

並べるパターンの「個数」&「形状の種類」&「大きさのグラデーション具合」を変える

パラメトリックデザインとは

この変更できる”要素”こそ「パラメーター」で、それをうまく調整してデザインを追求する行為が『パラメトリックデザイン』という事になります。

弊社では、この記事に挙げたようなパラメトリックデザインのモデリング方法を習得するGrasshopperトレーニングを実施しております。

開催日と学習内容詳細は下記のリンクからご確認いただけますので、ぜひご受講ください!

▼自動車パーツのパターン造形をモデリング! Grasshopperトレーニング(2days)
https://www.dipross-online.com/products/detail.php?product_id=163

▼建築モデルのためのGrasshopper入門トレーニング(2days)
https://www.dipross-online.com/products/detail.php?product_id=158

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