UE5とシミュレーター

UnrealEngine5は高品質なCGがリアルタイムにレンダリングできるため、ゲームや映像用以外にも産業用途で使用されるケースが増えてきています。

その中の一つに製品開発や訓練などに使用するシミュレーターがあります。

製品開発におけるシミュレーターの用途としてはエンドユーザーにとって使いやすいレイアウトでできているかやユーザー目線でどのように見えるかなど、従来の試作品を利用した検証ではリテイクによって追加工数が大幅に発生してしまう工程をUE5を利用する事で素早く効果的に検証する事が目的となります。

そのため、「見た目の品質や動きが現実に近い事」や、「誰でも簡単に動作仕様を変更できる機能」を載せる事が重要なポイントになります。

製品開発用シミュレーターを作成する場合に必要になる技術としては

通常のCGコンテンツやゲーム開発で必要になる技術

  • 見た目をリアルに仕上げる技術
  • アニメーションを作成・コントロールする技術
  • UIを作成・コントロールする技術

の他に

  • CADデータ(設計データ)を取扱う技術
  • 外部装置(制御基板)との通信制御技術
  • 工業製品に対する理解度

といった専門的なノウハウも必要になります。

これらの技術を合わせてシミュレーターを作成しつつ最終的に現物の試作を1つ作って複合的に確認していただく事をおすすめしていますが、これまでのテストに比べてリテイクのコストと時間は圧倒的に減らす事が可能です。

ディプロスでは上記の技術に加え、LEDの発光パターンや発光表現、複雑な演出にも対応できるギミックの制御技術なども得意としています。

製品開発のコストダウンにご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

■遊技機シミュレーター(デジタルモックアップ) 「LEDとギミックの演出パターンを制御」

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