SOLIDWORKSの.sldasmを.sldprtで保存する

こんにちは。

SOLIDWORKSでアセンブリを作成する際にレイアウトを決めながら個々の部品をモデリングしていくことを「トップダウンアセンブリ」、反対に個々の部品を設計した後にアセンブリとして集合し合致などのツールで配置を決めていく流れを「ボトムアップアセンブリ」と言います。

ボトムアップアセンブリをパラソリッド等の中間ファイルに変換した場合、個々の部品の原点位置はその部品内の原点位置に置かれます。もし個々の部品をアセンブリの原点位置に置き替えたい場合は「座標系」などのツールを使用してファイルを出力する必要があります。

今回ご紹介するのは、アセンブリデータをpartファイルとして保存する方法です。これを実行するとアセンブリ直下の部品データはボディに変換され、かつボディの位置はアセンブリのレイアウトを保持します。

①アセンブリデータを用意する

②アセンブリデータをpartファイルとして保存する

③アセンブリ直下の部品をボディとするsldprtが作成される

partファイルの原点をアセンブリのレイアウトに準拠させたい時に比較的手軽な方法だと思います。

※当然履歴は消えてしまいますが

今回はアセンブリをpart形式に変換する方法をご紹介しました。

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