Blenderでの言語設定での落とし穴

Blenderではツールバーの「Edit(編集)」→「Preferences(プリファレンス)」→「Interface(インターフェイス)」→「Translation(翻訳)」→「Language(言語)」の設定を変更することで、日本語のUIで作業することができますし、比較的新しいバージョンであれば初回起動時にすでに言語設定が完了していることも多いです。

場合によっては機能を調べたりする際に言語版である英語UIである方が翻訳由来の間違いがないケースもありますが、よほど古いバージョンでない限りはそういった問題も多くはありません。

ですが、言語を日本語にすることによって「Blenderによって出力するデータに日本語の2バイト文字データが含まれることになる」ケースは何らかの開発環境によっては現代においても意外な問題が発生することがまだまだあります。

日本語設定の状態で新たに「Cube」メッシュを生成すると、オブジェクトの名前が「立方体」となっている。

オブジェクトタブを開くと内部のデータブロックの名称も「立方体」となっています。

Blenderを映像制作などに限定して利用する場合は特に問題ありませんが、他のツールとの連携や特にゲームエンジンなどで何らかのデバイス向けにアプリを開発する際に、環境次第では2バイト文字がデータに含まれていることに由来する不具合が発生することもまれにあります。

新規に何らかのデータを作成する際には固有の名前を付けていくことになると思いますが、意外とデータ内にBlender内で新規作成したプリミティブメッシュの名前が残る可能性もあるので、新規作成したデータの名前は日本語に翻訳せずに出力することが望ましいです。

実は「Language(言語)」の設定内の「新規データ」のチェックマークをオフにすると、作成されるデータの名前は日本語に翻訳されずに出力されることとなります。

Cubeとして出力されている。

これであればリネームするような必要もなくなります。

ちなみに「ツールチップ」はマウスオーバーの際に表示される説明文、「インターフェイス」はUIに表示されている各種テキストです。

「報告」はエラーログなどの内容を翻訳するかどうかに関わるものなので、エラー内容を調べたりする際にはこちらも翻訳しないケースが役に立つ場合もあります。

必要に応じてオプションから切り替えて作業を効率化していきましょう。

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