Blenderのインターフェース上での色設定について

Blenderは設定で画面上のインターフェースカラーのほぼすべてを自由に設定することができます。
まずはデフォルトの設定の例を見てみましょう

Blenderはデフォルトでは暗いグレーとオレンジを基調としたインターフェースで構成されています。
選択中の頂点や辺や面はオレンジで表示され、選択していない状態では黒い点やラインで表示されます。

辺に対してUVの切れ目を設定するシームを付けると赤に、や辺分離モディファイアで活用できるシャープを設定すると水色に、サブディビジョンサーフェスを使用する際に使用するクリースを設定するとピンクで表示されます。


基本的にデフォルトの設定のままでも必要な色分けは行われていますし、チュートリアル記事や動画を参考にする際は画面設定が独自の物に設定してしまっていると読み替えが必要になったりもしますので、インターフェースの色を変えてしまうのはある程度中級者以上向けという側面はあります。
ですがやはり作業者自身の見やすい色合いなどに設定したりすることで効率が上がったりすることもありますし、デフォルトの色合いはどうしても多くの人にとって見やすいとは限らない組み合わせが同時に画面に表示されるシチュエーションもあります。

設定画面の開き方

ツールバーの編集→プリファレンス→テーマの中から3Dビューポートの欄を開くと上記の3Dビュー上の頂点や辺の色を変更できます。
また頂点などのどっとサイズもより大きくすることで視認しやするすることも可能です。

3Dビューポート以外にもユーザーインターフェイスの欄を開くと様々なツール欄などの文字色や背景色を設定できます。

文字関係はテキストスタイルの欄でもより詳細に設定できます。
あまり大きく変えすぎると逆に見難くなりますが、ポイントのサイズを変えることで文字をより大きくすることで小さなサブディスプレイなどでの作業をやりやすくすることなどができます。

設定を変更したら左下の三マークからプリファレンスを保存を選択して設定の変更を保存しましょう。

このようにプリファレンスを設定することでBlenderはかなり自由に画面の見た目を変えることができます。
見た目を変えてしまうのはメリット・デメリットがありますが、必要に応じて手を入れてみるのも良いかもしれません。

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