Rhino8 手書き風ライン作成

Rhinoceros8ではラインに強調のカーブを追加する事が出来る様になりました。


どういう事かというと

通常の実線

手書き風ライン

こんな感じで筆で書いたかのような力強い輪郭線を足す事ができます。

念のため線無しレンダはこちらです(意図的に反射の弱いマテリアルを使用しています)


やり方は簡単です。

オプションから「線種」を選択して新しい線種を追加します

あたらしく作られた線の「テーパー」項目にチェックを入れ数字を入力します

ここで言うテーパーは直線に対して部分的に太くする事を指します

線種を保存したらモデルを選択し、「プロパティ」の「線種」で先ほど作った線種を選択します

表示オプションのレンダリング(使用したい描画モード)でサーフェースエッジを表示をONにします。

シェーディングやワイヤーフレームでも使用できます。

今回のテーパー付き線種は描画時の細かい調整が難しいので細い線や太い線など複数の線を準備しておくと面白い表現ができると思います。

上記の例ではレンダリングモードでレンダリングと線を同時に表示していますが、「Make2D」コマンドを使用して2D図面化した状態でもこの線が使用できます。図面やパースなどでいつもと違った表現などをお楽しみください。


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