デザイン・設計に最適!
NURBS3次元モデリングツール

Rhinocerosとは

Rhinoceros(ライノセラス)は、NURBSによる3次元モデリングツールです。滑らかなNURBSカーブや サーフェスを利用することにより、アイデア・イメージを損なうことなく、直観的、表現力豊かな3次元モデルを具現化することができます。

柔軟な形状作成が可能なため、デザイン性に特化したモデリングを得意としていますが、設計、図面作成、簡単な解析や静止画を生成するレンダリングなど様々な機能が低価格で使用できるところがRhinocerosの大きな魅力です。

デザインを重視したモデリングが得意

NURBSにより滑らかなカーブやサーフェスを含む意匠デザインが可能で、世界のプロダクトデザイナーやメーカーも使用しているソフトウェアです。

工業デザインはもちろん、機械設計、金型設計、試作、製造、建築、宝飾、マルチメディアなど、多種多様な分野で活躍します。

データフォーマットサポートが豊富

DXF、DWGはもちろん、IGESやSTEPフォーマットもサポートしており、 Rhinocerosを通してCATIA、CREO、NX、SolidWorks等のCADとのデータ交換が可能です。

Grasshopperを搭載

Rhinocerosが持つ”Grasshopper”機能は、複雑なモデリング作業の自動化や、人力では難しい大量のデータを制御したモデルを作成することができます。

SubDモデリング機能

RhinocerosはNURBSサーフェスを扱うCADソフトですが、CGソフトと同様の ポリゴンモデリング機能が搭載されています。NURBSモデリングとは違うア プローチで直感的に形状を作成する事ができます。スキャンデータまたは メッシュデータをSubDオブジェクトに変換し、そこからNURBSサーフェスに 変換することもできます。

選べる3つのライセンス管理方法

Rhinocerosには3つのライセンス管理方法があります。
・クラウド上でライセンスを共有でき複数台で運用可能な「CloudZoo」
・1台のPCでのみ運用可能でオフラインでも使用できる「スタンドアロン」
・ローカルサーバー上のPC間で使用可能にする「Zoo」
お客様の業務状況に合わせて購入後にご選択いただけます。

▶ Rhinoceros 主要機能の一覧はこちら
  • 曲線の生成
    点、直線、ポリライン、円、円弧、四角形、多角形、Grasshopperの「Curve」コンポーネントによる曲線、スパイラル曲線、ヘリカル曲線、円錐曲線、通過点入力曲線、制御点入力曲線、トゥイーン 、フィレット/ブレンド/面取り/オフセット
  • 曲線編集機能
    制御点の移動、ウエイト編集による局所変形、面取り、次数変更、トリム、分割、延長、ノットの追加・削除、マッチング、フェアリング
  • サーフェスの生成
    平面曲線、ロフト、矩形平面、押出し、回転、ブレンド、スイープ(1レール、2レール)、曲線ネットワークからの生成、イメージデータの色値から生成、フィレット/面取り、ブレンド、オフセット、点群から生成、可変フィレット/ブレンド/面取り/オフセット
  • サーフェス編集機能
    制御点の移動、ウエイト編集による局所変形、ノットの追加・削除、サーフェスの制御点の再定義(UV方向)によるリビルド、サーフェス間の連続制御、次数変更、サーフェスの伸長、 結合、トリム、オフセット、トリムサーフェスのトリム解除、サーフェスの展開、ソリッドの生成
  • ソリッドの生成
    プリミティブ・ソリッド(球、楕円体、直方体、円錐、円錐台、トーラス、パイプ)、曲線・サーフェスからの押出し、ボス、リブ
  • ソリッドの編集
    ブーリアン演算(和、差、積)、シェル
  • オブジェクトの変形操作
    2D・3Dスケール、回転、ミラー、テーパ、シア変形、オブジェクトの投影、曲線沿い変形、配列コピー、ツイスト、べンド
  • モデリング支援機能
    オブジェクト・グリッドスナップ、直交モード、ヒストリー、スマート トラック、ユニバーサル作業平面、ガムボール、クリッピング面
  • メッシュの生成
    平面サーフェス、直方体、円柱、円錐、球体、NURBSオブジェクトから生成、イメージデータの色値から生成、サーフェス制御点から生成
  • メッシュの編集
    ポリゴン・リダクション機能、面方向の反転、頂点の融合、メッシュ修復ウィザード
  • 解析ツール
    点、長さ、距離、角度、半径、バウンディングボックス、法線方向、面積、面積重心、面積モーメント、体積、体積重心、体積モーメント、流体静力学情報 、サーフェス曲率、幾何学連続性、偏差、一番近い点 、曲線およびサーフェス上の曲率グラフ、オープンエッジ、作業サーフェス解析ビューポートモード(ドラフト角度、ゼブラ縞、サーフェス色ブレンドを用いた環境マップ、エッジを表示、オープンエッジを表示、ガウス曲率、平均曲率、曲率の最小または最大半径)
  • 2D機能
    2Dイメージの生成、寸法表記・編集、注釈表記・編集、ハッチング、ページレイアウト
  • 入出力フォーマット
    Rhino8: データ変換対応データ一覧
  • Rhino.Inside.Revit
    RevitとRhinoを連携し、Revit内でRhino・Grasshopperの機能を利用することができます。
  • QuadRemesh
    サーフェス、ソリッド、メッシュ、またはSubDモデルを変換し、整理された配列の四角メッシュのデータを生成することで、有機形状モデルの表現やリバースエンジニアリングの領域で活用できます。
  • Grasshopper
    Rhinocerosに付属されるGrasshopper機能を用いると、複雑なモデリング作業の自動化や、人力では難しい大量のデータを制御したモデルを作成することができます。
  • ShrinkWrap(Rhino8新機能)
    メッシュ、サーフェス、SubD、点群の周囲をぴったりと包み込む閉じたメッシュを作成します。表面に穴が空いていたり、重複した無駄な領域があるような不完全なモデルを新たなメッシュデータに置き換えて3Dプリントやシェル化に向けた操作で活用できます。

魅力紹介動画

90秒の動画にてRhinocerosの魅力・特長についてご覧いただけます。

Rhinocerosに付属するプログラミングツール、「Grasshopper」の魅力紹介

自由曲面の新たなモデリング手法「サブディビジョンサーフェス」(SubD)機能

【Rhinoceros8新機能】よりディプロスのお勧め機能をご紹介

※画像をクリックするとRhinocerosのメーカーサイトで詳細が見れます

シュリンクラップ機能 形状が不完全なメッシュモデルを包み込んで補完

ShrinkWrapは、メッシュ、サーフェス、SubD、点群の周囲をぴったりと包み込む閉じたメッシュ を作成します。表面に穴が空いていたり、重複した無駄な領域があるような不完全な形状を新た なメッシュデータに置き換えて活用できます。元の面からオフセットすることも可能なので、モ デルに厚み付けを行う為の材料にもなります。

ウィンドウレイアウトの保存と呼び出し

Rhinocerosは多用途で使用される為、「モデリング」と「レンダリング」のように、作業内容に よって異なる設定パネルやツールバーを画面上で出したり消したり準備する手間がありました。 Rhino8では必要な作業環境を保存してすぐさま呼び出せるようになり、目の前のタスクに集中し やすくなりました。デフォルトのレイアウトにリセットする機能もあります。

ガムボール機能の進化

ガムボールでの素早い操作がさらに拡張しました。ガムボールでの押し出しの際に、形状を閉じ るか否かの選択や、カット・分割・ボス・延長機能が追加されました。F4キーにてガムボールの向きの切り替え(作業平面/オブジェクト/ワールド/ビュー)が可能になりました。

プッシュプル機能

モデル表面のサーフェスを押したり引いたりすることで、形状の一部を伸縮させたり領域を拡張 したりできるようになりました。サーフェス上にあらかじめ用意した曲線を使用すると、任意の新たな領域を追加、または切り落として削除できるRhinocerosでの新たなモデリング手法です。

サーフェスフィレットの改善

(従来からある)サーフェスフィレットコマンドが進化しました。2つのサーフェス間、またはサー フェスと曲線の間にもフィレットが作成でき、さらに半径のスライダー調整や、曲率連続での接続もできるようになりました。デザインモデル作成の際に活用が期待できます。

SubDのクリース機能が改良

サブディビジョン(SubD)モデリングのクリース機能が改良されました。 Rhino7でのSubDのクリース機能は、エッジ部に完全な折り目を立てるか否かの切り替えのみでし たが、Rhino8ではエッジの場所ごとに折り目の強度を調整可能になりました。

その他にも魅力的な機能や改善点

モデル断面表示機能の充実、レンダリング速度の向上、Apple Metalのサポート開始、レンダリン グ設定UIの改善など様々な機能の拡充や改善が行われています。お勧め機能以外も盛りだくさん の一覧をご覧になりたい方はこちらから

動作環境

Windows

ハードウェア
・64ビットのIntelまたはAMDプロセッサ(ARMはサポートしていません。)
・8GB(RAM)以上のメモリを推奨
・600MBディスク空き容量
・OpenGL 4.1対応のグラフィックスボードを推奨
・4GB以上のビデオカードメモリを推奨
・スクロールホイールのある複数ボタンのマウスを推奨
・オプションで SpaceNavigator
・オプションでBoot Campを搭載したApple Intelハードウェア
 (Boot CampはApple Silicon Macではサポートされていません。)

対応OS
・ Windows 11
・ Windows 10

対応していないもの
・Windows 8.1およびそれ以前のもの
・Windows Server (すべてのバージョン)
・Apple Silicon Mac上のBoot Camp
・VMWare、Remote Desktop、Parallelsなどの仮想化システム
・Linux
・Microsoft SQ® 1および2を含むARMプロセッサ

macOS

ハードウェア
・IntelまたはAppleのプロセッサ搭載のMac
・8GBのメモリ(RAM)以上を推奨
・10 GBディスク空き容量
・スクロールホイールのある複数ボタンのマウスを推奨
 SpaceNavigator および SpaceMouse Wireless はオプショナル

対応OS
・macOS 14 (Sonoma)
・macOS 13 (Ventura)
・macOS 12.4 (Monterey)

対応していないもの
・macOS 11 (Big Sur) またはそれ以前のバージョン
・デジタイザ (Faro、Microscribe)

価格表

Rhinoceros8 商用版

新規・追加ライセンスをご希望の方はRhinoceors8商用版、旧バージョンをすでにお持ちの方はアップグレード商用版をお買い求めください。

製品名 販売価格
定価 ご購入
Rhinoceros8 商用版 145,000円
(税込 159,500円)
170,000円
(税込 187,000円)
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Rhinoceros8 アップグレード 商用版 84,000円
(税込 92,400円)
100,000円
(税込 110,000円)
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Rhinoceros8 教育版

学生・教員の方、教育機関法人にてご購入いただけるライセンスです。ソフトウェアの機能は商用版と同じです。

製品名 販売価格
定価 ご購入
Rhinoceros8 教育版 36,000円
(税込 39,600円)
36,000円
(税込 39,600円)
購入する
Rhinoceros8 アップグレード 教育版 18,000円
(税込 19,800円)
18,000円
(税込 19,800円)
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Rhinoceros8 ラボラトリーライセンス

1本で30ユーザーまで同時起動可能な教室・研究室向けのライセンスです。ソフトウェアの機能は商用版と同じです。

製品名 販売価格
定価 ご購入
Rhinoceros8 ラボラトリーライセンス 180,000円
(税込 198,000円)
180,000円
(税込 198,000円)
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Rhinoceros8 アップグレード ラボラトリーライセンス 100,000円
(税込 110,000円)
100,000円
(税込 110,000円)
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●御見積り、ご請求書でのお支払いをご希望のお客様は、お問合せフォームよりご連絡ください。
●商品はメールにて、「ライセンスキー」と「プログラムのダウンロード先」が記載されたライセンス証書を納品いたします。
●アップグレード版をご購入のお客様は、最初にご購入された製品のライセンスキーが必要です。
●製品は永久ライセンスとなります。
商社様とも多くお取引をさせていただいておりますので、再販企業様もお気軽にご相談ください。

ディプロスが選ばれる理由

Rhinoceros操作講習

ディプロスではRhinocerosの初心者向けから上級者向けまで、幅広いレベルの無料セミナーや有料での操作講習を行っており、これまで3700名様以上の方々をサポートしています。購入前から購入後まで、何か困ったことがあった際には気軽にご相談いただけます。

資料ダウンロード(Rhinoceros8)

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