Raise3D Pro3 HSシリーズ

Pro3シリーズをブラッシュアップした最新機種
静音化とより精密な制御を実現し、標準で高速造形に対応

Raise3D Pro3 HSシリーズは、デュアルエクストルーダーや自動フィラメント切り替え機能など、プロフェッショナル仕様に対応し、産業用途向けに強化された高精度で高速印刷可能な3Dプリンターです。

Raise3D Pro3 HSの特長

多彩なフィラメント対応により高速印刷可能

高流量ホットエンドとアクティブ振動補正により、標準速度300mm/sでの印刷が可能な高速造形機能であるHyper FFF™テクノロジーが標準搭載されました。
さらにHyper Coreシリーズの繊維強化材料にも対応し、平均速度200-300mm/sを実現し、前機種に比べ印刷時間が大幅に短縮されました。

モーションコントロールのアップグレード

エクストルーダーの精度をさらに高め、動作精度を安定させるため、新たにクローズドループステッピングモーターが搭載されました。動作音も低減され、ステップを見失うことなくより正確な高速造形が可能となります。

長く続く信頼性と耐久性

ノズルを含むホットエンドユニットのメタルパーツを増やし、ホットエンド自身の固有振動を低減し、高速造形時の安定性と静音性が向上しました。 また、Raise3D伝統のオールメタルフレームとデュアルギアエクストルーダーの組み合わせによって、長時間造形時でも失敗を最小減に抑え、高速造形のダウンタイムを低減し、安定した稼働が可能となります。

自動フィラメント切り替え機能

片方のノズルで材料切れが起こると、同素材をロードした他方のヘッドが造形を引き継ぐ自動フィラメント切り替え機能を備えており、材料不足による造形失敗のリスクを低減し、途切れのない稼働を実現します。

ビルドプラットフォームの改善

前機種より1mm薄くなったことにより、100℃までの加熱を最大2分短縮し、造形効率が向上しました。より均一で強力な磁気吸引力でモデルの反りを抑制します。

新しいRFIDフィラメントセンサー

スプールに搭載されたRFIDタグをかざすことでフィラメントの種類を識別し、造形パラメータを検証して誤った材料の使用を防ぎます。これにより作業時間の効率性が高まり、造形成功率が向上します。
※この機能は、スプールがRFIDタグをサポートした時点で利用可能となります

2.5kg大型フィラメント収納ボックス(オプション)

外付けの2.5gフィラメントボックスを最大2つ使用して造形できるようになり、最大120時間の大型連続造形が可能となりました。(Hyper FFF™の標準速度1kg/24時間を想定)
※2.5gフィラメントボックスは別途購入が必要です

処理ソフトウェア

独自開発のソフトウェア「ideaMaker」。サポート部分が自動的に生成され、業界トップクラスの取り外しやすさを誇ります。また、難しいデータでもスマートにスライスすることができ、複雑性の高いプリントを可能にします。

ideaMaker詳細確認・ダウンロード(外部サイト)

RaiseCloudアプリケーションを使用すれば、タスクの管理を社内外からクラウド上で行う事ができます。

RaiseCloud詳細確認・ダウンロード(外部サイト)

仕様

Raise3D Pro3 HSRaise3D Pro3 Plus HS
本体サイズ620×626×760 mm620×626×1105 mm
重量54kg64kg
造形エリア(シングルヘッド)300×300×300 mm300×300×605 mm
造形エリア(デュアルヘッド)255×300×300 mm255×300×605 mm
出力方式FFF(熱溶解フィラメント製法)方式
FFF(熱溶解フィラメント製法)方式
積層ピッチ0.05mm~0.6mm0.05mm~0.6mm

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